サイトを開くと画面の下に出てくる「Cookieの使用に同意しますか」という表示。あの Cookie(クッキー)は、Webサイトがブラウザに預けていく小さなメモのことです。
お店の受付が、初めて来た人に番号札を渡す場面を想像してください。次に来たとき、その番号札を見せてもらえば「前回来た人だ」と思い出せます。クッキーも同じで、サイトはブラウザに小さなデータを保存しておき、次のアクセスでそれを受け取って、前回とのつながりを判断します。
ログインしたままでいられるのはなぜ?
ログイン状態をしばらく保つ、言語設定やカートの中身を覚えておく、再訪した人に前回と同じ表示条件を出す。どれも、ブラウザが番号札を見せ続けているから成り立っています。番号札がなければ、サイトは毎回あなたを初対面の客として扱います。
あの同意表示は何に同意している?
クッキーは、アクセス解析や広告のために「同じブラウザかどうか」を見分ける用途にも使われます。同意表示が出てくるのは、この追跡目的の使い方があるからです。サイトを作る側は、追跡目的で使うなら何のために使うのかを説明し、同意を得る流れを整えておきます。
大事な情報をクッキーに入れていい?
番号札そのものに、その人の情報を全部書き込むことはしません。書くのは受付が思い出すための手がかりだけで、詳しい記録は受付の手元に置いておきます。
クッキーも同じで、保存する内容は最小限が基本です。ブラウザに残るメモなので、個人情報や重要な秘密そのものを入れる場所ではありません。大事な情報はサーバー側で持ち、クッキーには手がかりだけを渡す。この組み合わせがセッションと呼ばれる仕組みです。2つの関係はクッキーとセッションの違いで詳しく比べています。
作る側は、有効期限をどれくらいにするかも先に決めておきます。ログインのような重要な用途では、盗まれにくくする設定も併用します。