レンタルサーバーは、Webサイトを置くのに必要な設備が最初からそろった、家具付きの賃貸部屋のようなサーバーです。ベッドも冷蔵庫も備え付けで、鍵を受け取ったその日から暮らせる。レンタルサーバーにも、メール機能や WordPress を入れる機能など、よく使うものが最初から用意されています。自分で配線工事をしなくても、契約すればすぐに使い始められます。
レンタルサーバーで足りるのはこんなとき
- 会社案内のサイトやブログを、まずは早く公開したい
- サーバーの中身を深く触る予定はない
- メールと CMS(WordPress など)を一か所でまとめて使いたい
- IT 専任の担当者がいないまま、独自ドメインのサイトを運用したい
どれかに当てはまるなら、最初の選択肢として十分に現実的です。公開するときは、取得したドメインをこのサーバーへ向ける DNS の設定も必要になります。
窮屈になってくるサイン
家具付きの部屋は、間取りを変えたり大きな家具を持ち込んだりできません。レンタルサーバーも、使える機能の幅はサービス側のルールで決まります。「このソフトも入れたい」と思ったときに入れられない、というのが最初に感じる窮屈さです。
もう一つは混雑です。レンタルサーバーは他の利用者と同じサーバーを共用しているため、周りが混むと自分のサイトまで遅くなることがあります。
サイトが育って要件が増えてきたら、部屋の中を自分でレイアウトできる VPS や、広さを後から変えられるクラウドサーバーが次の候補になります。VPS との分かれ目はVPSとレンタルサーバーの違いで詳しく比べています。最初に選ぶときも、数年後にどんなサイトにしたいかを少し考えておくと、引っ越しの手間を減らせます。