自由度の高いサーバーを借りるVPS

VPS は、共用サーバーより自由に触れて、専用サーバーより小さく始められる中間の選択肢です。

VPS は、大きな建物の中に自分専用の部屋を1つ借りるようなサーバーです。エレベーターや外壁、配管といった建物全体は管理会社が面倒を見てくれますが、部屋の中のレイアウトは自分次第。VPS でも、物理的なサーバーの管理はホスティング会社に任せたまま、OS や使うソフトウェアは自分で選びます。1台の物理サーバーを部屋に切り分けるのには、仮想化という技術が使われることが多いです。

VPS のイメージ

部屋の中は全部自分の担当

Tatoediaの読者モブ
読者さん

自由に使えるなら、最初から VPS にしておけば間違いないよね?

Tatoediaの案内役
案内役

その自由には、掃除と鍵の管理がもれなく付いてくるよ。

VPS を借りると、次のような仕事が自分の側に来ます。

  • OS やソフトウェアのアップデート
  • 外からの攻撃を防ぐためのセキュリティ設定
  • トラブルが起きたときの調査と対処
  • サイトを公開するための ドメイン の接続や SSL の設定

作業のほとんどは SSH で遠隔からサーバーに入って行うので、接続方法と認証の理解も必要です。借りる前に、これを誰が担当するのか、管理できる体制があるのかを確認しておきましょう。

それでも VPS を選ぶ理由

手間が増えるぶん、やりたいことに合わせた環境を自分で組めます。

nginx や Node.js など、使うソフトを自分で選びたい。レンタルサーバーでは動かせないアプリを動かしたい。複数の Web サイトを1台の枠でまとめて運用したい。将来、構成を変えたり広げたりする予定がある。こうした希望があるなら、VPS の自由度が生きてきます。

費用は、レンタルサーバーより高く、建物を丸ごと借りる専用サーバーよりは安いあたりに収まります。レンタルサーバーとどちらにするか迷っているなら、VPSとレンタルサーバーの違いも参考にしてください。拡張や周辺サービスとの連携を重視するなら、クラウドサーバーも比較に入ります。